先日、友人とランチをしたときのことです。
遅くなってしまった友人の誕生日プレゼントを渡して、お互いの近況を語りあいました。
友人は2年ほどお付き合いしている彼氏さんがいて、その日はどんなお祝いしてもらったんだろうと、どんな誕生日を過ごしたのかなどを聞いてみました。
友人は嬉しそうに、「サプライズしてもらったの!」と嬉しそうに話します。
その彼氏さんはお洒落なレストランを予約し、コース料理の最後には、花火付きのケーキが用意されていたそうです。
定番な演出かもしれませんが、こういうサプライズをしてもらうのが夢だった!と、とても喜んでいました。
たしかに、“レストラン”、“花火ケーキ”、“サプライズ”は、女性の憧れワードです。
もちろん、わたしもしてもらいたい・・・!
早速、幸せそうな友人の話を旦那くんに話しました。
しかし。
分かっていたことですが、旦那さんは一切そういったものに興味がありません。
なんで喜ぶのか、嬉しいのかが分からないそうです。
こんな乙女心が分からないなんて、、、あっさらしい!!
そういう訳で、わたしはレストランのコース料理なんて誘われたことがありません。
毎度のことですが少しショックな気持ちです。
でも考えてみれば、その演出に“価値がある”と決めたのは誰なんでしょうか。
人の価値観はそれぞれ違う。
誰かにとってはものすごく価値があることだけど、
他の誰かにとってはどうでもいいこと、なんだと。
旦那くんは「よそはよそ、ウチはウチ!」
と、かあちゃんのようなことをおっしゃいます。
決してケチではないんですが、お金を払う価値のないことには口すっぱいです。
そして旦那さんはコスパが大層好きでいらっしゃる。
数万円のコース料理よりも、手作りのこんぶおにぎりの方がいい、と。
そうか、それはそれで嬉しいかも。
このおかげで、目の前の幸せ基準を再確認することができました。
そんな旦那さんを理解していますが、一度は(やっぱり行きたいから)わたしが連れていく予定です。
ひさびさに友人に会って、価値観の違いを学んだ一日となりました。